FC2ブログ
2015. 01. 14  
まずは浅野祥雲と言えばここ!というべきスポットをおさらいしておきたい。

平成5年に大竹敏之氏に「再発見」されて以後、浅野祥雲と言えばココ!というべき3大聖地と言われる場所がある。
大竹氏はもとより、さまざまな媒体メディア、ブログなど、簡単に検索することができるし、比較的簡単に訪れることができるスポットであるので、本ブログにおいては軽く触れる程度としたい。

関ヶ原
関ヶ原ウォーランド

まずは関ヶ原の戦いをコンクリート像で表現した施設、関ヶ原ウォーランド(岐阜県関ヶ原町)。
コンクリ魂でも全207体を全体図で見ることができる。写真も自由に撮ることができ、迫力のある構図の写真を収めるにはもってこいの場所だ。観光地としてスタートしているため、浅野祥雲のコンクリ像に最も多く、簡単に(といっても関ヶ原まででかけなくてはいけないが)触れられる場所となっている。

ただこの施設、祥雲の晩年に一気に作られた作品が多いこと、後世の修復によってオリジナルの雰囲気が失われていることもあり、祥雲の全盛期の精魂込めた雰囲気は味わうことができないように私は感じる。
また大竹氏もよく行っていることだが、この施設によって祥雲=B級という構図が出来上がっているとも言える。

桃太郎
桃太郎神社

こちらは愛知県犬山市にある「桃太郎神社」。
ここでは有名な桃太郎の像をはじめ、鬼や犬、猿、キジ、おじいさんなど、桃太郎に登場するキャラクターが制作されている。B級スポットでは有名な「やさしい鬼」に乗ることもできる。
なお、昨年9月で修復作業が完了しており、きれいになった像が楽しめるスポットである。
突っ込みどころが満載の宝物館も一度は見ておきたいところ。
この桃太郎神社、尾張地方の住人には遠足などで馴染みのある場所であるのだが、「コンクリ魂」を通して浅野祥雲の作品全体を見てみると、意外とココでしか見られないモチーフの作品が多いように感じる。

なお論点はズレるかもしれないが、犬山における「桃太郎伝説」というのも、なんだか取ってつけた感があるように思われる。この辺りはまた後日あらためて本ブログで考察していきたいと思っている。

五色園
五色園

そして愛知県日進市の宗教施設「五色園」。親鸞上人の生涯を、2mほどのコンクリ像で立体曼荼羅さながらに教えてくれるというなんとも素晴らしい場所。
設立当時からは失われたコンクリ像も多くあるというが、今でも残された場面場面は迫力を持って親鸞の教えをわかりやすく示してくれている。
修復作業も進んでおり、名古屋からも比較的アクセスもしやすい場所ではあるが、園内はかなり広い敷地を有しており、徒歩ですべての像を見て回ろうとすると一日仕事になる。そのため、計画的に回ることが求められるだろう。

以上3つのスポットが、いつしか祥雲3大聖地と呼ばれるようになった場所である。
まず訪れるならこの3カ所のいずれかを基本として押さえておきたいところだ。
スポンサーサイト



NEXT Entry
【浅野祥雲】貞照寺(岐阜県各務ケ原市)
NEW Topics
『交わる2人のコンクリート仏師の運命。雲岳と日精』(前編)
菊間大仏雑感 ー歴史に消えた謎の大仏と、突如姿を現した仏師・福崎日精ー
福崎日精の謎を追え!福崎氏はどこから来たか、その出自に迫る。
【九州編完結】福崎日精の謎を追う九州の旅⑤ 長崎県島原市江東寺 大涅槃像&大地蔵編 後編
福崎日精の謎を追う九州の旅⑤ 長崎県島原市江東寺 大涅槃像&大地蔵編 前編
Comment
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

つるま

Author:つるま
コンクリ像、歴史、廃線、民間信仰、などなど

写真の撮影や記事の内容には極力留意しておりますが、ご都合悪い場合はお知らせください。

メール bluegrassnagoya@hotmail.co.jp

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR